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2005年8月 7日 (日)

さっちゃんのこと

うちのばあちゃんは、今日も朝早くから庭に新聞紙を広げ、柘植の櫛を片手にさっちゃんの瘡蓋(かさぶた)で凸凹になっている毛髪を梳いている。新聞紙の上にポトン・ポトン・ポトポト・ポトポト・文字と同じ薄ねずみ色の小さな物体がガサゴソ動き出す。すかさず、ばあちゃんは親指の爪でぶちりぷっちん潰して行く。

虱(しらみ)です。。。髪の一本一本にびっしり虱のたまごが稲穂のようにくっついてさっちゃんの虎刈り頭はホントに痒そう!!! 潰し終わると酢で髪を洗う、パサパサ頭はさっぱりした~~でも明日には又たまごから次の虱が生まれて、さっちゃんの頭の瘡蓋は増える。毎朝同じ風景です。当然遊び仲間の私の頭もばあちゃんに梳いてもらいます。

ばあちゃんと私の住む「家族14人」家は400坪の土地が木々で囲まれ棲家の他に牛小屋、倉庫、井戸・畑があり、夏みかん・スモモ・ビワ・無花果・ゆずら梅・高師小僧・柿・等があり菓子など無い時代の大切な、おやつでありました。この果実はたくさんな鳥の食卓でもあったっけ!

道の向かい側に三軒長屋があり、さっちゃんは真ん中の6畳ひと間と小さな土間が台所代わりの借家にお父さん・お兄ちゃんと三人で暮らしていました。高窓がポツンとひとつ、昼でも暗く小さい裸電球がドアの無い家でゆらゆら揺れていたなぁ。。。お母ちゃんの居ないさっちゃんをうちのばあちゃんは不憫がり、繕い物やら洗濯、乏しい惣菜のおすそ分け。

55年以上昔の事だけど、思い出すのは強烈な虱あたまです。 どうしてるかな???さっちゃん!

なぜ、さっちゃんのことを思い出したのか?昨夜、TVで「火垂るの墓」観たのよ。そうしたら、朝方顔も思い出せないさっちゃんの夢を見た。彼女の兄ちゃんはお寺の境内にあった焼夷弾で遊んでいて爆発!6人の仲間は吹っ飛び肉片が電線にぶら下がったり 誰の手か足か分からないほどの惨劇の中、顔のパーツが歪みはしたが命は助かった。。東脇、楽法寺のことです。

「毎年数百種類の生物が絶滅していく状況の中、シラミは今も健在で時々大発生して現代人を悩ませていますが文明の恩恵にどっぷり浸かって無意識のうちに自然を破壊している我々人間に抵抗を試み小さい体で大きな反逆をしているようにも見えます! 一寸の虫にも五分の魂 と云いますがシラミは胡麻粒の半分以下(血を吸うと倍の大きさになる)で警告を発しているのよ!!!こころして日々を送りたいものです」。

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コメント

最初の一行から痒い〜!

投稿: satoko | 2005年8月 8日 (月) 02時53分

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